第4回放送 平成26年7月24日(木)午後2時25分〜
7月の「あなたのお口を守り隊」は外傷についてお話します。
歯の怪我、お口の外傷について述べてみましょう。
まず、歯の怪我には、「破折」「脱臼」などがあります。
破折とは、歯が折れた状態をいいます。その場合には折れた歯そのものから出血しているどうか、確認して下さい。出血が見られたら直ちに学校歯科医か、かかりつけ歯科医に受診して下さい。出血がない場合には時間的に余裕があります。その際、破折片があれば持っていってください。
(一般社団法人 日本学校歯科医会のHPより引用
次は、脱臼についてです。
脱臼とは、歯が抜けてしまったか、抜けそうな状態をいいます。?抜けてしまった場合は、少量の保存液(なければ、牛乳か生理的な食塩水)をかけてから同じ液を入れた容器に歯を入れて直ちに学校歯科医か、かかりつけ歯科医に受診して下さい。抜けそうな場合も直ちに受診して下さい。
(一般社団法人 日本学校歯科医会のHPより引用
他には、お口の怪我で
「軟組織外傷」「顎骨骨折」などがあります。
軟組織外傷とは、唇(くちびる)や歯茎(はぐき)や舌のケガをいいます。歯の外傷に伴って起きていることも多いので、この場合には学校歯科医か、かかりつけ歯科医に連絡を取って判断を仰いで下さい。
(一般社団法人 日本学校歯科医会のHPより引用)
顎骨骨折とは、上あごの骨や下あごの骨が折れた状態をいいます。歯や口のケガの中では最も重症なものです。意識を確認し、簡単な消毒をして至急に学校歯科医か、かかりつけ歯科医に連絡をとり、病院(口腔外科)に搬送して下さい。
(一般社団法人 日本学校歯科医会のHPより引用)
こういった怪我を予防する対策として、マウスガード(マウスピースみたいなもの)というものがあります。かかりつけ歯科医に相談してみてください。
次回もご期待ください。よろしくお願いします。
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