第12回放送 平成27年3月26日(木)午後2時25分~
障がい者(児)歯科診療
倉敷歯科衛生センターの紹介
1)沿革
昭和57年9月30日 倉敷歯科衛生センターで障がい者(児)歯科診療が始まる。
平成17年12月 診療台5台を平成21年度までに順次更新
平成18年4月 診療日を月2回診療から、毎週木曜日に変更し診療体制の充実を図る
平成24年9月2日 倉敷市心身障がい者(児)歯科診療30周年記念の会
平成24年12月4日 市の助成によりデジタルパノラマレントゲン、歯科用CT設置
2)障がい者(児)歯科診療
診療時間:毎週木曜日 14:00~17:00 (予約制)
初診受付:
倉敷歯科衛生センター(倉敷歯科医師会館内) TEL 086-422-2122
倉敷市障害福祉課 TEL 086-426-3305
水島社会福祉事務所 TEL 086-446-1114
児島社会福祉事務所 TEL 086-473-1119
玉島社会福祉事務所 TEL 086-522-8118(船穂も含む)
真備分室福祉係 TEL 0866-98-5113
3)診療の実際
倉敷歯科衛生センターは、通常の歯科診療所よりやや高次な内容の2次医療機関。治療困難、難症例は3次医療機関である岡山大学歯学部附属病院スペシャルニーズ歯科と連携
◎ 視覚的に構造化された歯科診療 車椅子可能なレントゲンやCT撮影も可能
◎ 隣の診療との個室化を図れるカーテン
◎ 聴覚過敏への対応のヘッドホン
◎ 心を静めるカームダウンコーナー
1次医療:通常の歯科診療所の人員と装備で対応できる医療
2次医療:集約された人員と装備とやや高次の内容をもつ医療
3次医療:専門的で包括的な内容を必要とする医療(全身麻酔下治療を含む)
視覚的に構造化された歯科診療とは?
言葉でのコミュニケーションが苦手な自閉症などの発達障害の人たちは、普通の会話より視覚的に、具体的に伝える方がわかりやすかったりする。そのために絵カードなどを使ってコミュニケーションを取る。
診療スタッフの紹介
歯科医師3名、歯科衛生士4名
倉敷歯科医師会会員の障がい者歯科診療プロジェクトチームから2名出務
岡山大学スペシャルニーズ歯科センター教授、江草正彦先生
岡山県歯科衛生士会から4名の歯科衛生士(ベテラン)
入り口
受付
待合室
診療室
4)研鑽と研究
①トレーニングセミナー
担当歯科医師、歯科衛生士の障がい者歯科診療におけるレベルアップを目的とする
講義と実習
②学会発表
受診された患者さんのデータを集計分析。
最近6年間の障がい者歯科診療では、低年齢で且つう蝕歯が少数のうちに新規受診する傾向が示唆され、また歯科処置終了後の定期的メンテナンス患者が増加している可能性が推察された。
予防メンテナンスが実際に重症化の患者さんが減少する事に有効
告知
第4回スマイルフォトコンテスト
(第39回歯の健康フェア 平成27年6月7日(日)於:くらしき健康福祉プラザ)
「素敵なスマイルと健康な歯の写真・画像」2Lサイズの写真、もしくはデジタルデータ(写メール可)
作品の題名、住所・氏名・電話番号をお書きの上、郵送またはメールで。
あて先は倉敷市昭和2丁目2-17 倉敷歯科医師会、アドレスは
smile@kuradent.jp
締め切りは平成27年4月30日(木)
次回も乞うご期待!
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